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研究活動報告
050415(北陸六ヶ寺)


五老峯
五老峯とは法堂奥に在る「伝燈院」背後の山上の霊場
ここには高租天童如浄禅師・二租永平道元禅師
三租孤雲懐奨禅師・四租徹通義介禅師
五租瑩山紹瑾禅師の五租の遺品が埋納されている


永光寺(ヨウコウジ
石川県羽咋市酒井町
曹洞宗
 1312年の創建、当時は本寺を中心に五院、
二十坊を擁して繁栄し後醍醐天皇をはじめ
南朝・北朝の帰依により勅願寺となった。
 北陸三十三ヶ所観音霊場第22番
 能登有料道路・千里浜ICから約20分
参道長く山の奥深く杉木立の中に忽然と山門が現れる


圓光寺
石川県鹿島郡鹿島町井田
 真言宗
 北陸三十六ヶ所不動尊霊場第11番
 前の圓光寺から探してようやく到着したが住職は不在。
玄関のメモに「瀧の清掃のため午前中は不在」とのこと。
昼食後に再訪する。
 



大聖瀧不動尊
  境内裏庭園に霧島ツツジが群生、
お堂は農家の母屋のようで居室に招き入れられ
茶菓の接待を受ける。当寺は檀家が無く、
本堂は老朽化、再建には1億2千万円必要とのこと
托鉢と宝くじでその糧を得ようとしている


南無不動尊
 寺宝は内陣横のガラスケースに在り、
 弘法大師空海の生誕から
入寂までを描いた掛軸四幅、
京都の公家?から戴いた陶器など
 次の目的地妙観院へ、途中七尾港で休憩

光善寺
石川県七尾市飯川町
  真言宗
 北陸三十六ヶ所不動尊霊場第10番
  前の圓光寺から約20分、
本堂は大きな農家の風情、
 住職から焼香を促され、寺宝の説明をうける

妙観院
石川県七尾市小島町
 真言宗
 北陸三十三ヶ所観音霊場第19番
 北陸三十六ヶ所不動尊霊場第9番



不動尊
 光善寺から約30分、
 一見都会風の新しい本堂、
本尊阿弥陀如来像は快慶?の作・・・?


智宝殿
 推定樹齢1千年余りの大公孫樹があり、
幹周り12メートル、国指定の天然記念物
 当寺は別名「銀杏精舎」と呼ばれている
  04年の台風で境内の大杉が多数倒れ、
被害の後は今も残る

上日寺
富山県氷見市朝日本町
 真言宗

 北陸三十三ヶ所観音霊場第23番
 北陸三十六ヶ所不動尊霊場第12番

 越中観音霊場第4番


國泰寺
富山県高岡市太田
 臨済宗

 北陸三十三ヶ所観音霊場第24番

 北陸路には数少ない臨済禅の道場で
臨済宗國泰寺派の総本山、
研修施設あり

 法堂内に山岡鉄舟の書で「圓通閣」の扁額あり
境内塔堂趣あり、山門は改修移設中

 参詣後一路金沢へ、更に京都へ


圓通閣