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生活雑記帳
最近読んだ 一冊
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「琉球独立論 琉球民族のマニフェスト」
バジリコ株式会社発行 松島泰勝著
市立図書館の新刊リストから選んで借りた
著者は1963年沖縄県石垣市生まれ、現在龍谷大学経済学部教授
「琉球民族独立総合研究学会」共同代表

先日スコットランドの独立可否を決める住民投票が報道され,民族の独立に興味をもった
日本は大和、アイヌ、琉球などの多民族で成り立つ複合民族国家である
以前には日本は大和民族だけの単一民族と言った不勉強な国会議員もいたが

本書は琉球王国の成り立ちから、薩摩藩、徳川幕府による統治
さらに明治維新以降の日本への併合、悲劇的な沖縄戦、戦後米国の統治
日米の植民地化と米軍基地の偏在批判、そして琉球民族の独立を説く
一時沈静化していた反基地闘争や独立論が、民主党の鳩山によって再度火が付いたようだ
筆者は米軍基地や治外法権が現存する日本の現状にも批判的で
現状に納得する日本人を真の独立国家の国民とは認めていない
琉球独立の成否は別にして、厳しい認識に目を覚まされた
沖縄で独立運動が激化すれば中国は喜び裏資金も出すだろう
スペインのカタルーニャ州でも住民投票が始まっている、どうなるか

 
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