トップ   
生活雑記帳
最近読んだ 二冊
120501
人間は必ず死ぬ、致死率100%なのだ
死ぬまで元気でいたい、患っても延命のための治療はお断りしたい
図書館で新刊書をタイトルだけで選ぶとき、最近は「死」の文字が気になる
と言うわけで手にした二冊・・・・・たいして参考にはならなかった


「いつ死んでもいい」老い方
外山滋比古
1923年生まれの文学博士、評論家、大学教授の著者が日々実践する、知的かつ行動的な生き方
早く目が覚めるようになったら、朝食前に難しい仕事を片付けてしまう
我が子のためでなく、自分と世の中のために金を使う
“旧友”ではなく“新友”と話すなど、すぐにでも真似したいが、出来ない事例が盛りだくさん
優雅な老先生のひとりごとである。(講談社 発行)

「死にたい老人」
木谷恭介
もう充分に生きた、あとは静かに死にたい。著者である83歳の小説家はゆるやかな自死、
「断食安楽死」を決意し52日間の断食を実行するも自死に失敗した異常な記録。
死を決意しながら医者が処方した狭心症の薬や利尿剤、脳梗塞や心筋梗塞の薬など
食事を摂らずに薬を飲み続け胃潰瘍となり、胃痛に我慢できずキブアップ
民主党政権のでたらめ振りも自死決意の要因と云いながら
なんとも間の抜けた分裂症気味の記録である。(幻冬舎新書 発行)
Up