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最近読んだ 一冊 |
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「本能寺の変 秀吉の陰謀」
祥伝社発行 井上慶雪著
今回はなんとなく妖しい雰囲気に魅せられ、市立図書館の新刊リストから選んで借りた
著者は1935年生まれ、デザイナー・茶道華道家?・「明智光秀公顕彰会」会員
まず「光秀は冤罪である」と断定し、強引に推理していく
謀反への決定的動機が希薄で、実行後の迷走が事前準備なしと証明
本能寺の変前後の公家の日記や茶道家達の動きなどを
すべて黒幕の羽柴秀吉に結び付けていく
それでは本能寺を急襲した実行部隊の正体は?
秀吉の正室ねねの伯父杉原家次を隊長に
羽柴秀長、蜂須賀正勝、細川藤孝、蒲生氏郷などの手勢三千名余りの精鋭部隊
強引な推論でついていけないが「明智光秀公顕彰会」は大津市西教寺に在り
わたしも以前、明智光秀が「徳川家康の側近天海大僧正説」を調べるため訪れたことある
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世間には「朝廷黒幕説」 「足利義昭黒幕説」 「イエズス会黒幕説」 「斉藤利光扇動説」
「徳川家康黒幕説」等々さまざまな憶測が飛び交っているそうだ
これで先に読んだ「坂本龍馬はいなかった」に加え信長殺しの黒幕は羽柴秀吉とすると
次は時代は異なるが「聖徳太子はいなかった」を楽しみにしたい |
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