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150715
「沖縄の 不都合な真実」
新潮新書発行 大久保潤・篠原章共著 市立図書館蔵書
著者;大久保 潤 日本経済新聞元那覇支局長 現新潟支局長
篠原 章 大学教員を経て評論家 経済学博士
先日来、安倍一派のバカ議員と作家百田某の「報道圧力発言」で騒がしい
それに合わせた訳ではないが、興味のあった沖縄関連本が新刊で出た
本書は今までマスコミが報道しない沖縄の裏面を公平な立場で分かり易く解説している
以下は本書からの引用である
“こじれにこじれる沖縄の基地問題の本質はどこにあるのか。
見据えるべきは「金と利権」の構造である。
巨額の振興予算を巡り、繰り返される日本政府と県の茶番劇。
この構図が変わらない限り、問題は解決できない。
公務員が君臨する階級社会、全国ワーストの暮らしに喘ぐ人々、
異論を封じ込める言論空間等々、隠された現実を炙り出す。
党派を問わず、沖縄問題の「解」を考えていく上で必読の書。”
改めてものごとは正義・不正義、加害・被害で割り切れないと再認識した
キーワードは「金と利権」「巨額の沖縄振興予算」「琉球王朝から続く階級社会」
「琉球大学OBと言う支配階級」「異論を封殺する沖縄ジャーナリズム」等々。
目からうろこである
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