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生活雑記帳
関西文化学術研究都市」・けいはんな学研都市見学
170301
地元で所属するサークルの社会見学会で京都府南部に在る関西文化学術研究都市に行った
関東の筑波研究学園都市に対し、京都・奈良・大阪にまたがる丘陵を開発
産官学協調で民間活用、15,000haのクラスター型開発である
大学研究所、中核研究機関、先端企業の開発センター等が少しずつ集まってきている
当日は推進機構の担当者や精華町の役人から丁寧な説明を受けた

具体的見学場所として国立国会図書館 関西館を見学、収蔵能力600万冊
登録をすれば一般にも開放されているそうだが少し敷居が高い
勤務する職員は約300人以上、毎日の利用者は200人と聞いたが本当はもっと少ないと思う
 国立国会図書館 関西館
 
 けいはんなオープンイノベーションセンター(旧私の仕事館)
そしてもう一点壮大な箱モノを見学した
平成15年にオープンし僅か7年で閉館した「私のしごと館」 
厚労省所管の独立行政法人・能力開発機構が血税581億円をつぎ込み
閉館後も年間10億円の維持費が必要で、民主党政権の事業仕訳で話題になった
今は京都府に払い下げられたが、大き過ぎてつぶしが利かず相変わらず死んでいる
名前だけはオープンイオンベーションセンターと意味不明なものに変わったが
国税・府民税の壮大なむだ遣いは今も続いている
大理石張りの国会図書館やバカでかい旧私のしごと館を見学して感じたことだが
国・官主導の発想と経済性のずれ、壮大なむだ遣いに虚しさを再認識した
 
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