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「老人ホーム入居大作戦 完了」 |
2301101
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不動産取引サイト SUUMO 入居者募集ページの一部 |
今年1月に開始した親族の老人ホーム入居大作戦、このほど一応完了した
マンション一人暮らしで世話になっていたケアマネジャーのアドバイスに従い
妻と私が入居できそうな施設を探し始めたのが1月中旬だった
施設の見学を重ね、これならと思える小規模多機能施設を見付けた
3月中旬に契約を済ませ3月31日に転居を完了
当人にはマンション改修のため一時避難と偽った
新居での生活は4月からスタート、当人は混乱したようだが何とか押し切った
同時並行で二か所の市役所へ各種届け出、郵便局、金融機関
ガス電気、NHKへの届けなど漏れのないよう手続きには気を使った
一部の家具類や衣類は施設に持ち込んだが、大半はマンションに残った
広さは2LDKだが大量の残置物を分別し処理業者に処理を依頼
鍵の開かない金庫も念のため専門業者に開錠してもらった
マンション内の荷物を完全に撤去し、次のステップに入る
空室を放置する訳にはいかず有効活用のため賃貸することとし
金庫開錠業者の紹介で知った不動産業者と相談した
業者のアドバイスはクロスの張替と水周りのクリーニング
かなりの費用が掛かるが有利に貸すために薦めるとのことだった
それぞれ業者に依頼し完了したのが8月中旬
その後賃料、礼金、敷金、ペットの可否など諸条件を決め
インターネットを活用して募集広告を出してもらった
夏休みの転居シーズンには間に合わず、年内に決まればと考えていたが
幸い秋の転勤シーズンか9月下旬に入居希望者が現れた
ご本人は市内の上場企業の若い社員で転勤の社宅扱いとか
身元も確認できる人物のようで安心した
賃貸契約は企業が介在するため少し煩雑ではあったが
世話になった不動産業者の知恵と努力で無事契約完了
すでに諸費用や11月分の賃料も入金済み
数日前に鍵を引き渡し、引っ越しも済んだことだろうと思う
約10か月にわたり走り回って疲れたがいろいろな経験もすることができた
それにしても、多くの人の助けを受けたものだ
独居生活中に担当してもらったケアマネジャー
、マンション生活で業務外のことにも配慮と目配りをして頂いたマンション管理人
困って依頼した金庫開錠業者、更に紹介を受けた不動産管理業者
市役所から紹介を受けた不用品処理業者にも世話になった
一部の家具類や物品を施設まで運んでくれた介護用品屋にも助けられた
これで当人の生活は経済的には持続可能な状態となり
賃借人が退去されても新たな募集方法の見通しも立ったように思う
お世話になった方々に感謝しながら作戦の終了を宣言いたします
追伸
大作戦は終了したが、当人の施設外病院での診察や治療は家族の担当
たちまち数日後には引率同行することになっている
このような事態はいつまで続くのか・・・少し不安ではある
この役目は持続不可能だ!!
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