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生活雑記帳
「やってしまいました」
240201
 電気ローソクと電気線香

私は毎朝仏前に燈明と線香を点け般若心経を読誦することを習慣にしている
年末のある日、先に参った妻が仏壇の前の畳に小指の先大の焦げ跡を見付けた
確認すると、どうやら点火に使ったマッチの頭が落ちたのではと推測できた
点火には専用のガスライターを使っていたが数日前から着火できずマッチに代えていた
点火した後マッチの軸の頭が畳の上に落ちて焦げたと思える

高齢になると火の始末がおろそかになる、認知症になると更に危険だとも
私もその危険性を十分認識し注意はしてきたつもりだったのに
改めて体力の低下だけでなく注意力散漫の危険性を再認識した
新年になり対策を考えている時に旧田中角栄邸が線香の消し忘れで全焼と報道された

対策案は一つ、火を使わないこと、インターネットでいろいろ探し
LEDを使った電気ローソクと線香を見付けた
ネットで買うより現物を見てからと京都駅近くの仏具屋で手に入れた
ローソクの火は炎の上を押すと点灯、再度押すと消える
炎を押して消すとはなかなか勇気のいることだ
ローソクは点灯すると炎がゆらぎ本物そっくり
線香は香炉の中のスイッチ押すと赤く灯る
香りはしないので少し物足りないが安全第一と満足している

ただ一つの疑問は、私が犯人か?
推理小説では第一発見者が怪しいのだが

追伸
小さいが焦げた焼け跡は見苦しい
絆創膏でうまくカムフラージュできた
更に火災保険の特約で一畳修復の費用の足しに約1万8千円貰えるらしい
これは決して喜ぶべきことではない!!
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