お陰様で無事新年を迎えることが出来ました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年の春に闘病中の義弟が亡くなり、このお正月、妻は喪に服しております。
と云っても何か特別のことをするわけではありませんが、二人で静かに新年を迎えようと考えました。
数年前までは息子達夫婦、孫、実姉、義姉も含め賑やかに元旦を祝っていましたが、それぞれ成長や加齢等で事情も変化し、もはや昔の思い出となりました。
これからは精神的にも子や孫に頼らず、夫婦二人の生活を大切にして生きたいと考えています。
世間では安倍政権の「功罪」が顕著に表れ、景気は上昇機運と騒いでいますが、強引な政策運営と短絡した自己主張で今隣諸国との軋轢は強まっています。
いたずらにナショナリズムを煽ることなく、大国日本の宰相らしく大人の振舞いで国際社会の理解を得てもらいたいと、諌める機会もなく清き一票を行使する当てもないまま過ごしています。
私自身は昨年古希を迎え、年金受給者としての生活も軌道に乗りました。
念願の御朱印収集は友人の協力もあって二月には一千ヶ所を達成、四国八十八ヶ所巡りの報告も高野山で済ませました。
数年来夢中になったサイクリングはもう一段ステップアップし、秋にはロードバイクを手に入れて本格的サイクリストの仲間入りを果たしました。
大いなる無駄遣い、最後の無駄遣いではありますが何とか八十歳まで乗り続けたいと考えています。
昨年の目標走行距離3千キロ、実績では軽く3千8百キロを達成、今年も無理をせず目標は3千キロと考えております。
もう一つ、以前から温めていた構想に小さいボランティア活動がありました。
四月から京都市の「ひと・まち交流館」で活動しているパソコンボランティアの団体に入会し、高齢のパソコン初心者をサポートする活動に参加しています。
老々介護のようなシステムですが、少し人の役に立てたかと思う自己満足、そしてサポートの過程で自分自身が新たな知識を得る楽しみ、私にサポートされる人は迷惑だろうと思いますが、もうしばらく続けたいと考えています。
毎年同じような目標ですが、一つ項目を減らしてたてました、五箇条の御誓文です。
1.好奇心を研ぎ澄まし、思い付けばためらわず行動する
2.毎日心を穏やかに保ち、人との出会いや交流を一期一会と考え大切に過ごしたい
3.致死率100%の来るべき事態に備え、懸案の「エンディング・ノート」を完成させる
4.自己満足のパソコンボランティア、少し人の役に立つことを継続しよう
5.サイクリングの年間走行距離3千キロ、できれば今年こそ淡路島を走ってみたい
今年もこれまで以上のお付き合いと、ご指導をよろしくお願い致します。(140101理事長記)
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