新しい年を迎えました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
実は私たち夫婦は現在服喪中で静かなお正月を過ごしております。
一昨年の年末に脳梗塞で倒れた姉が約10ヶ月の闘病生活を経て10月に亡くなりました。
独居老人であった姉は病院と老人保健施設を何度も往復し、その都度私たちも右往左往しましたが結局自宅へ帰ることも出来ず亡くなりました。
元気に百歳まで生きることを目標としていたので志半ばで残念でなりません、ただ唯一の姉弟、時には親代わりになってくれた姉を見送る責任は果たせたと少しホッとしているところでもあります。
近隣の皆様、病院、施設の職員の皆様、親しくお付き合い頂いた多くの方々、本当にお世話になりました。
こころから厚くお礼申し上げます、ありがとうございました。
年末にはなんだか背中がチクチクし虫刺されかと思っていたところ帯状疱疹と診断されました。
高齢者でストレスや体力低下が原因のようで、まさに思い当たることが沢山あります。
今はまだ完治せずかなりの痛みは残っていますが、喪に服し体力を温存して気分新たに頑張ろうと思っています。
姉の介護からは多くのことを学びました、急性期対応の公立病院の現状、退院後の受け入れ施設、老人保健施設や特別養護老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、後期高齢保険制度、介護保険制度、そして数々の公的支援制度など、今まで全く無知であったことに気付かされました。
これからは日々加齢とともに過ごすわけですが、今回学んだことを参考に自分自身の来るべき時に備えようと考えています。
この3月には後期高齢者の仲間入りをします、姉の次は自分の番か、とは考えますがここから再スタートしてまた新たに好奇心を研ぎ澄まし運動不足や腰痛で鈍った身体に油を差しもう少し余生を楽しもうと企んでいます。
皆様とのお付き合いも多忙や体調不良を理由になおざりになりました。
これからは今まで以上にいろいろとお誘いくださいますようよろしくお願いいたします。
(180101理事長記)
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